こうちゃんの想い出 5~英国王室御用達
こうちゃん、君は、かのエリザベス女王も大のお気に入りの犬種「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」。言ってみれば、英国王室御用達のワンちゃんだったんだよ。ただ、私は当初そのことを知らず、飼い始めてからずっと後になってから知った事実でした。
ほらここに国際公認血統証明書もあります。そういえば、すっと真っすぐ前を見つめる時やすくっと立った時に見せる姿には、精悍で凛々しいものがありました。親ばか発揮で申し訳ないですが、何せ飼い主がしがない庶民なのでお許しいただきたく。
ことのついでに、ご存じでない方にお伝えしておきましょこう。1933年に王室一家がコーギー犬を初めて迎え入れて以来、エリザベス女王はこの可愛いいフォルムの犬種に夢中でした。40年代には自身がブリーダーとなりましたが、その血統の最後の一匹を最近亡くしたようです。そんなこともあって、コーギーは永遠にエリザベス女王の代名詞になるだろうと思われます。
この胴長短足の愛らしい犬種が人気になっているのは女王の功績が大きいと言われています。女王のコーギーたちは多くの一般人よりずっといい暮らしをしていたそうです。お抱えのシェフやバトラーがいたり、女王と一緒に飛行機や列車、車でどこにでも行けたりと人間以上に裕福な人生(犬生)を送ったそうです。
わが家ではそうはいきませんでしたが、愛情だけは女王にも負けず劣らず家族全員で注いだという自信があります。ひょっとして、‘そちら’でなら、女王のコーギーたちとも会えるかもしれないね?