愉快なインドネシア語(回想記5)
愉快なインドネシア語
「イブイブ、バパバパ、ソウダラソウダラ、スカリアン、スラマットマラム」
これはいったい何でしょう 1990年代、インドネシア唯一の国営テレビ放送の午後7時のニュースの冒頭部です。
「イブ」は本来「お母さん」で、女性に対する最高位の尊称、「バパ」は男性に対する尊称
「ソウダラ」は本来「兄弟」ですが この場合、「君たち」といった感じ
「スカリアン」が「皆さん」
「スラマット」は 挨拶の冒頭部に使われ、これに「夜」を意味する「マラム」をつければ「こんばんは」、朝を意味する「パギ」をつけて「スラマットパギ」といえば、「おはよう」になります。
「淑女、紳士、それから、君たちみんな、こんばんは」
(以下次号)
三浦 二雄