こおろぎ博士の中あなイングリッシュ(9)来年パリを訪問します
ハーイ、ハイムのみんな、元気かな。
すっかりご無沙汰したけど、あんまり寒いんで草むらの陰で冬眠しておったんじゃ。
というのは冗談ですっかりさぼっていたんじゃがの。
それではさっそく問題を出すぞ。
次の文章を英語にしなさい。但し visiting という語を使って6語以内で作文するという条件付きじゃ。
◎私たちは、来年パリを訪問します。
6語の制限が結構きついって。そうじゃな、だって、we, visiting, Paris でもう3語使ってしまいますからのぉ。さあ、それじゃ、答えを言いますぞ。
回答
◎We are visiting Paris next year. (クリックすると音声が聴けます。)
えっ、これって現在進行形じゃないか、これで来年のことを話すなんてできないと思った人は手を挙げて。
ザ・ン・ネ・ンでした! これができるんじゃ。
確かに現在進行形を使えば、近い未来のことを表すことが出来ると中学で習う。しかし、来年のことを表すことはできないのでないのかと言いたいんじゃな。
実は、一定のルールに従えば、現在進行形を使って、近い未来も、遠い未来も表すことができるんじゃ。
そのルールとは「準備が整って、それをすることが決まっていること」だ。
つまり、パリに旅行する手はずが整って、それをすることが計画として決まっている状況であれば、上の回答のように現在進行形で来年のことだって言えるということじゃ。
それじゃ、またな。See you again!
最近、若い人たちが
「ねぇ、明日の夜何してる?」という風な言い方をしているのをよく耳にします。
予定なのに変だなぁと違和感を覚えますが、ちょうど同じような語感ですね。