シンゴ旅日記インド編(その36-2)大阪のおっさんが並ぶの巻(下)

(本編 上からの続き)

そんで翌日ですわ。出張先での帰りの空港でんがな。

またボディ・チェックのために長い列に並びますがな。

そしたら、ここでも女性が優先して中に入って行きますんや。

何でかと見てますとな、手荷物をX線に入れた後にボディ・チェックをする台が女性と男性で別れてますやろ、女性用のチェック台はカーテンで囲まれたとこで女性官がチェックしますんや。

そんで女性客の数が少ないんで女性は優先して入れてもらえますんや。

けどな、手荷物のX線検査機が2台あるんやけど、一台が故障してて一台しか使えませんのや。そやさかい、ワテら男性がやっと機械に近づいて荷物入れようと並んで待っている脇をな、後からきた女性らがワテらよりも先に手荷物を機械に入れよるんですわ。

なんのコッチャですわ。

X線手荷物検査を早う直せ、ちゃんとメンテをしとかんかいなと言いたかったんですわ。

でも言えませんでしたわ。

ついでに言わしてもらいますとな、ワテが前の晩に泊まったホテルでのことでんがな。

夕食から帰ってきて部屋でメールを打ってましたらな、電話があって『あんたの部屋のツイン・ベッドの片方をこれから取りに行く』ちゅう連絡がありましたんや。

そんなアホな、そんなん、はじめての経験やがなと思いましたわ。

そやけどワテな大きな心でインドのことやから仕方がないとあきらめましたわ。

翌朝な、食堂に行きましたんや、タマゴ焼いている人にミックス・オムレツ頼んだのやけどパンとオカズを食べ終わってコーヒー飲んでいる時にやっと出来上がって持って来ましたわ。

ワテな、食事の後のコーヒーとオムレツは合わんて言いたかったんですわ。でも言わずにしっかりミックス・オムレツを食べましたがな。

インドのホテルな、チェック・アウトする時にホテルの対応はどうでしたかというアンケートを書かすんですわ。ワテなこれ見るといつも頭に来ますんや。

アンケートってお客さまの考えてはることの情報収集ですやんか。

ワテら営業もな、一番の仕事はお客さんが案件をどう考えているか、お客さんの予算はいくらやろちゅうのを知るためにお客さんのところ出向いて行ってお話して、お食事を一緒にするんですがな。お金が掛かってまんのや。

それをせんといて、ここにあんたの思っていることを書けって言う態度に頭に来まんのや。

お客様の気持ちは顔を見て、お話しして掴む努力せんかい。

タダで紙に書いて頂戴ちゅうのはどんな神経しとんのや。

まさにそれがお客様第一から外れ取る、こんなもん書いてもなんの訳にも立たんと言いたかったんですわ。でも言えませんでした。

そんで、いつもはExcellentとかGoodとかにチェックするんですけどな、今朝は全部Badにチェックして返してやったんですわ。

そしたら受け取った人がどうかしましたかと聞くんでっせ。で、ワテは昨夜のベッド持ち出しの件を話ましたんや。返って来た言葉は昨夜はお客が沢山来ましてベッドが足りんようになりましたちゅう話ですわ。そんでお詫びの言葉もなくて『Please come again』ですわ。

誰がこんなホテルに2度と来るかと言いたかったんですわ。でも言えませんでしたわ。

インドが世界に出て行くまでには、まだまだ時間が掛かると思っている今日この頃ですわ。

それよか、文句を言いたいのを言わんようにするには、インド人にマナーを求めるのを諦める方が早いのでしゃろか。

丹羽慎吾

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