シンゴ旅日記インド編(その38)排気ガス検査の巻
下の写真(通勤バイクや道を歩く人々の姿)は、私が住んでいたプネの12月の風景です。
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会社からの帰途にPUCと書いた看板を載せた自動車が止まっている場所を通ります。
あれは一体何ですかと運転手に聞きました。それはバイクや自動車の排気ガス検査車とのことでした。インドではオートバイや自動車は購入時に税金を払えば翌年から日本のような車検は無いとのことです。あとは毎年損害保険料を払うだけです。
しかし、6ヶ月ごとに排気ガスの定期検査を受ける必要があるのです。これが車検なのでしょうね。この排気ガス定期検査とは道路脇に止まっている検査車がバイク、自動車の排気ガスから一酸化炭素などの含有量の測定を行い証明書を発行するのです。
検査費用はオートバイが60ルピー(約120円)、四輪車が100ルピー(約200円)です。
ガソリン・スタンドでも検査するところがあります。
会社のスタッフのバイク用排ガス検査証明書。 |
道路横で見かける排ガス検査車。 車の後ろに検査用のパイプが見えます。 |
左は証明書の裏側の排気ガスの規制値です。
なお、自動車の税金ですが商用車(黄色いナンバー)は毎年税金を払う必要があります。
町の中を補助輪の付いたオードバイが走っていました。
『L』と書いてあるので練習車かと思いましたがハンディキャップの
マークが付いていて足の悪い人用のバイクでした。
インドには親切なバイクがあるのです。
丹羽慎吾