山ちゃんの気まま旅15~東大寺二月堂お水取り
3月1日「お水取り」 の名で知られる伝統の仏教修行「修二会」の本行が始まった。修二会は東大寺大仏開眼の752年から途切れる事無く続き、今年が1269回目。一か月ぐらい前から11人の「練行衆」による修業がスタートしていて、「五体投地」などの厳しい修業は3月15日未明の萬行まで続けられます。
1.お水取りが行われる二月堂、松明の火の粉を被るとご利益があるとされ、お水取り開始の一時間以上前から場所取りの人達が押しかけて開始を待つ。
2.1本40㎏の松明、これを10本点火する。階上舞台の左側から火の粉をまき散らしながらスタート、最後の右端で松明を大きく降ると,纏まって火の粉が落下、この落下地点の場所が見物に際しての一番人気。炭化した杉葉を持ち帰り神棚に備えると,更にご利益が多いとの事で階下に人が殺到、お水取り行事が終わって照明が点火されると、皆さん揃ってビックリするほど灰を被っていました。
山仲春男